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[アジア大会]出場、ゴール、パフォーマンス…MF金森「実現させたい」

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 虎視眈々と出場機会を、そしてゴールを狙っている。アジア大会前の国内合宿でU-21日本代表MF金森健志(福岡)は「ゴールを決めたら、ネイマールがゴール後にやるダンスをやります!」と宣言していた。

 周囲から『博多のネイマール』と呼ばれる金森は、U-21代表では3トップの中央に入って練習をこなしている。ポジションを争うFW鈴木武蔵は185センチ、対する金森は171センチと身長では14センチもの差がある。だからこそ、鈴木にはない自身の持ち味を出したいと話した。

「ムサ(武蔵)とは違ったタイプですが、チームのやり方に適応できればまったく問題ないと思っています。僕はボールを収めるタイプではないので、裏に抜けるスピードなど自分の特長を出しつつ、周囲を生かせるようなプレーをCFとしてやっていければいいと思います」

 グループリーグ第2戦イラク戦では後半30分から途中出場した。同37分にDF室屋成のクロスをヘディングシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすことはできず。金森はこの試合を振り返り、「時間は短かったですけど、得点に至るまでのチャンスはありました。決めなければいけないところを決め切れなかったのは心残りですし、シュートを打てる場面もあったのでもっと積極的に打って行こうと思いました」と語っている。

 惜しくも得点を奪えずにゴールパフォーマンスを披露することはできなかったが、「やっぱり、(パフォーマンスは)実現させたいですね」と次戦以降でのゴール奪取を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)

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