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クライフ氏:「ペップはモウリーニョより上」

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バルサの後輩を称賛

 ヨハン・クライフ氏は、バルセロナで自身が指導した選手でもあったジョゼップ・グアルディオラ監督を称賛し、ジョゼ・モウリーニョ監督よりも優れた指揮官だと主張している。

 それぞれバルセロナとレアル・マドリーを率いてタイトルを争ったグアルディオラ監督とモウリーニョ監督は、現在それぞれバイエルン・ミュンヘンとチェルシーを率いている。クライフ氏はドイツ『ビルト』に対し、両者の比較を次のように述べた。

「グアルディオラはモウリーニョより優れているか? 私にとっては、そのとおり。明らかにそうだ。グアルディオラはサッカーを良くすることを望んでおり、自身のチームを別のレベルへと導きたいと考えている」

「モウリーニョとは異なり、彼は10万人のファンの前でも戦ってきた。彼は試合そのものを話題の中心にしている。モウリーニョは彼のチームや、彼の能力や、彼のメンタリティーについて話をするだけだ」

 クライフ氏はグアルディオラ監督を「世界最高の監督の一人だと思う」とした上で、さらに次のように賛辞を送っている。

「グアルディオラが本当に際立っている点は、彼は自分のサッカーのスタイルをチームに強制しないということだ。彼は何がチームにとってベストであるかを分析し、細かい部分をよく利用した上で、それを通してチームを可能な限り大きな成功へと導いていく」

「スペインがグアルディオラの選手7人を擁して2010年ワールドカップを制し、今回ドイツが彼の選手6人か7人を擁して優勝したのは偶然ではない」

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