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不完全燃焼の途中交代、香川「この負けを生かす」

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[9.20 ブンデスリーガ第4節 マインツ2-0ドルトムント]

 ブンデスリーガは20日、第4節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でFW岡崎慎司の所属するマインツと対戦し、0-2で敗れた。トップ下で先発した香川だが、得点に絡めず後半20分に途中交代。注目の“シンジ対決”は岡崎に軍配が上がった。

 ドルトムント復帰戦となった前節のフライブルク戦でいきなり1ゴールを決めた香川。しかし、右太腿裏の痙攣で後半19分に交代すると、16日の欧州CLアーセナル戦はベンチ入りしたものの、出場機会がなかった。

 公式戦2試合ぶりの先発復帰となったこの日は前半14分に中央をドリブルで仕掛けてチャンスを演出したほか、同31分には縦パスを受けて素早く反転し、ゴール前に切れ込むプレーはあったが、見せ場は少なかった。香川自身、試合後には「プレーの精度は試合を追うごとに上げていかないといけない」と、自分自身のパフォーマンスには納得していないようだった。

「負けたけど、もっともっと良くなると思ってるし、自分のコンディションももっと良くなる。この負けをしっかり生かすためにも、次の試合が大事だし、今は次の試合に向けてどんどんやっていきたい」。この日は“主役”を岡崎に譲った香川だが、徐々に自分の価値を証明していく。


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