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マドリー会長:「団結こそが我々をより強大にする」

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巨額の負債があることは否定

 レアル・マドリーが21日にソシオ(クラブ会員)総会を開いた。フロレンティーノ・ペレス会長はチャンピオンズリーグ(CL)をはじめとした数々のトロフィーが並べられた会場で、クラブとソシオが団結する必要性を訴えている。

 スペイン『マルカ』と『アス』がコメントを伝えた。

「“デシマ(10度目のCL優勝)”、あなたたちの欧州カップはここにある。このカップはあなたたち、すべてのマドリディスタ(ファン)のものだ。団結こそが我々の最高の力である」

「レアル・マドリーはあなた方ソシオと団結することで、より強大となることを忘れないでいただきたい。現在の我々が、凄まじい財政力を持つライバルたちとレベルの高い競争を演じている。しかしながら我々は毎年にわたって、財政力を高めることに成功している」

 マドリーの負債額が6億200万ユーロあると指摘する、マドリディスモ(マドリー主義)の価値を守る組織アソシアシオン・ポル・ロス・バローレス・デル・マドリディスモ代表のカルロス・メンドーサ氏に対しては、次のように話しかけた。

「それぞれが、それぞれの人生において望む役割を演じている。あなたのマドリーでの役割は私には理解できない。あなたは我々の団結を解くことを望んでいる。あなたが弁護士や政治における職務資格を有していると言うが、私はどこで働いているかも知らないよ」

「もう一度深く考え、これ以上そのような役割を演じないよう勧めさせてもらう。今日も心にもなく総負債が6億200万ユーロあると話していたが、UEFAなどに純有利子負債について問い合わせてみればいい。我々は世界から称賛を集める存在だが、あなたは一つの新聞(ペレス会長と対立する『アス』)でマドリーが支えきれない債務を抱えていると主張し続けている。マドリーはハーバード大学の研究対象にもなる存在だ」

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウの全面改装費を工面するため、ネーミングライツを売却する方針についても言及している。

「世界最高のスタジアムを建設するために忙殺されているよ。スタジアムを建設する唯一の可能性は、15~20年にわたってスタジアム名にスポンサーをつけることだ。そうできれば4~5億ユーロの改装費用を支払うことができる。我々はスタジアムに名を付ける可能性があるかを模索するために10企業と話をした」


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