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コルドバ監督がハーフナー擁護、「ブーイング吹くのは早い」

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ファンに冷静を促す

 21日のリーガエスパニョーラ第4節、コルドバは本拠地ヌエボ・アルカンヘルでのセビージャ戦を1-3で落とした。アルベルト・フェレール監督は試合後、ファンからブーイングを吹かれたFWハーフナー・マイクを擁護している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 4試合連続で先発出場を果たしたハーフナーだが、このアンダルシアダービーでも初得点を決めることはできず、69分にFWナビル・ギラスとの交代によってピッチから引き下がった。その際にコルドバのファンは、日本人FWに対して容赦のない指笛を浴びせている。

フェレール監督はこの件について、次のようにコメントした。

「私にとっては、自分の擁する選手たちこそが最高の存在だ。それぞれが異なる選手なんだよ。ハーフナーは全力を出している。思うに、選手たちを批判し始めるのは早すぎる。我々は昨季にも似たような経験をしたが、それは何の役にも立たなかった。そういうことを、少しずつ学ばなければね」

試合自体については、こう振り返っている。

「セビージャのようなチームに先制を許せば、とても難しくなる。彼らは良い守備を見せ、またフィジカルに優れる。しかし我々はすべきことをして、サイドから決定機を生み出した。リーガ1部ではミスのツケを払わされる。それを学ぶ必要がある」

 コルドバは第4節までを2分け2敗で終えるなど、勝利が遠い状況だ。

「しかし我々は素晴らしいことも成し遂げてきた。良い道程を踏んでいるよ。我々のすべきことは、学び、改善していくことにほかならない。リーグ戦は長く、まだ始まったばかりだ。人々はチームが良い印象を与えなかった場合に憤りを示すことができる。だが現在は、まったくそういうことではない」

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