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コンテ:「優勝候補はまだユベントス」

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古巣との関係も変わっていないと強調

 イタリア代表アントニオ・コンテ監督は、古巣のユベントスが今季も優勝候補と見ている。また、ユベントス首脳陣との関係に変わりはないとも強調した。

 昨季までユーベを3連覇に導いたコンテ監督は、今季のプレシーズン初日に合流したものの、その後辞任。ユーベを離れた指揮官は8月、イタリア代表の新監督に就任した。

 セリエAは3試合を終え、ユーヴェとローマが無失点で3連勝。両チームの優勝争いになるとの見方が強い。コンテ監督はタイトルレースについて、次のように話している。『RAI』の番組でのコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「ローマはユヴェントスと似た道を進んでいる。昨季はとてつもないユベントスがいなければ、彼らがスクデットを獲得していただろう。スタジアムもつくろうとしているし、インテリジェントなマーケットをした。だが、私はまだユヴェントスが有利だと見ている」

「我々は3年間で、あらゆる点で素晴らしいことをやってきた。チームはそれまで2年連続7位だったし、正しいスピリットを取り戻すのは簡単じゃなかったよ。だが、キャンプの時点で選手たちはハードルを乗り越えられると分かっていた。それに、環境を知っていたことが助けになったね。私には素晴らしいチームがあった。会長とともに、奇跡を起こせると信じていたんだ。そしてそうなった」

 また、コンテ監督はアンドレア・アニェッリ会長やジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)、ファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)との関係は悪化していないとも述べている。

「関係は残っている。これほど激しい3年を過ごし、終わりが来たと思ったんだ。気持ちの面で強くあり、すべてを出したときは、全員のために別れるのが正しい瞬間というのも訪れるんだよ。一部の選手や首脳陣にはそれを伝えた。サポーターが理解するのはより難しいだろうが、すべてはユーヴェのためなんだよ」

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