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好調マルセイユ、ビエルサは1年で退任の可能性も?

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「長期プランが好きではない」

 マルセイユマルセロ・ビエルサ監督は22日、クラブとの契約に1年での解消条項が含まれていると明かした。

 今季からマルセイユを率いるビエルサ監督は、開幕戦でバスティアと引き分けたものの、第2節からはモンペリエ、ギャンガン、ニース、エヴィアン、レンヌを相手に5連勝。勝ち点13でボルドー、サンテティエンヌと並び、得失点差で首位に立っている。

 改めてその手腕がたたえられているビエルサ監督だが、1シーズンでチームを離れる可能性があるかもしれない。2年契約を結んでいる同監督だが、次のように話している。フランス『レキップ』が伝えた。

「私は長期プランが好きではない。それに、私はマルセイユと2年契約ではなく、1年契約なんだ。首脳陣が私のプロジェクトを判断できるようにするための決定だよ。期間は2年で契約したが、1年後に双方が契約を終了できる条項が含まれているんだ」

「1シーズンで去るのかって? いや、何も断言はできないし、ほのめかすこともできない。サッカーはランダムなもので、監督やクラブの威信が関係を決める。そして私は、マルセイユの名声は私のそれよりも大きなものだと思っているよ」

 GOALフランス版や『レキップ』によると、フランスリーグはクラブが監督と2年以上の契約を結ぶことを求めており、マルセイユとビエルサ監督は解消条項を織り込むことで対応したのではないかという。

 ビエルサ監督は先日、クラブの補強のやり方に不満を示し、ヴァンサン・ラブルン会長を批判している。このまま好調を維持すれば、当然ラブルン会長は続投を望むだろうが、指揮官のシーズン後の去就が注目されることになるかもしれない。
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