ユナイテッド元監督に感謝

　QPR所属のDFリオ・ファーディナンドは、昨シーズンまで所属したマンチェスター・ユナイテッドでサー・アレックス・ファーガソン元監督が引退した際に、最もショックを受けたのはFWロビン・ファン・ペルシだったと話している。

　27年間にわたってユナイテッドを率いたファーガソン氏は、2012-13シーズンを最後に監督業を引退。このシーズンにアーセナルから加入したファン・ペルシがゴールを量産する活躍もあり、プレミアリーグ優勝で有終の美を飾った。

　ファーガソン氏勇退から1年を経てユナイテッドを退団し、今季QPRに加入したファーディナンドは、『MUTV』で次のように話している。

「誰もが驚いたよ。そのことが僕らにとってさらなる後押しになり、ラストシーズンで成功を勝ち取ることができたんだ。僕らのキャリアのために彼がしてくれたことに、誰もが本当に感謝していた」

「誰よりもショックを受けていたのはロビンだった。彼は前の年にやって来たばかりで、成功を味わって、さらにそれ以上を望んでいた。目に見える様子では、誰よりも彼にとって大きなショックだったように見えたよ」

　ファーガソン氏が去り、ユナイテッドで自身2年目となった昨シーズンは負傷離脱もありリーグ戦12得点にとどまったファン・ペルシ。今季は21日のレスター・シティ戦で初ゴールを記録したが、チームは劇的な逆転負けを喫して浮上できずにいる。

---

▼関連リンク
プレミアリーグ2014-15特集