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失点に嘆き、反撃はたたえるインザーギ

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「最初の30分が…」

 ミランは23日、セリエA第4節でエンポリと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。フィリッポ・インザーギ監督は試合後、序盤の失点を嘆きつつ、2点差を追いついたことは評価している。また、4-2-3-1が今後のフォーメーションになり得るとも語った。

 前節ユベントス戦で初黒星を喫し、白星を取り戻したかったミラン。だが、昇格組のエンポリを相手に、13分、21分とセットプレーから失点。2点のリードを許してしまう。

 前半終了間際に先発デビューを飾ったFWフェルナンド・トーレスのゴールで1点を返したミランは、後半になって58分にMF本田圭佑が同点弾。本田の今季3点目で勝ち点1を手にしたが、逆転勝利には至らなかった。

 試合後、インザーギ監督は次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「序盤については説明できない。チームは全力を尽くした。半分満足としなければいけないよ。スピリットがあったし、意欲もあった。攻撃は良かったよ。セットプレーに関してトレーニングが必要だ。立ち上がりですべてが難しくなったが、それからのチームはファンタスティックだった。最後は勝つこともあり得たんだ」

「徐々に4-2-3-1でプレーしよう。我々には(ジャコモ・)ボナヴェントゥーラに(ステファン・)エル・シャーラウィ、本田、メネスと、そのための選手がそろっている。F・トーレスは良いパフォーマンスで、ゴールも決めた。良い試合だったよ。ずっとフル出場していなかったし、疲れていたから交代させたんだ」

 インザーギ監督は悔しさを表しつつも、この道を前進しなければいけないと強調している。

「最初の30分については悔しさが残る。だが、選手たちは人間で、彼らに怒ることはできないよ。常に全力を出しているからね。この30分の代償を払うことになった。だが、これだけの勝ち点でシーズン序盤をスタートしたのは久しぶりのことだ。ビッグになるために、さらに仕事をしていく」

「ユベントスやローマに気を取られることはない。彼らは違うレベルにいるんだ。だが、我々はフィオレンティーナ、ナポリ、インテルのことを考えている。彼らは我々のレベルだ。チェゼーナ戦も厳しい試合になるだろう。おそらく(マイケル・)エッシェンは戻ってくる。アレックスは間に合うように願っているよ」


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