beacon

ルールダービーに意気込むシャルケ監督

このエントリーをはてなブックマークに追加

「誰が出場しようと、欠場しようと関係ない」

 27日に行われるブンデスリーガ第6節で、シャルケはドルトムントをホームに迎える。公式戦145回目の「ルールダービー」に向けた会見でイェンス・ケラー監督は、この一戦は「特別な試合」と意気込みを表した。

 23日、DF内田篤人が7か月ぶりに復帰を果たしたブレーメン戦を3-0と制し、今シーズン初白星を獲得したシャルケ。しかしドルトムント戦では、離脱中の主将DFベネディクト・ヘベデス、フェリペ・サンタナ、MFレオン・ゴレツカ、ジェフェルソン・ファルファンらに加え、MFユリアン・ドラクスラーを出場停止で欠くことになる。

 それでも、ケラー監督は宿敵とのダービー戦は切り離して考えているようだ。

「お互いワールドカップに参加したメンバーが多く、昨シーズンも負担が大きかった。やはりその影響はあることを否定できない。だから、両者ともまだ本来の力を発揮できていない」

「ただ、これはダービーだ。どっちもモチベーションが高いし、どっちにとっても特別な試合だね。ドイツ国内では『すべてのダービーの母』だよ。だから誰が出場しようと、欠場しようと関係ない。ピッチに立つ選手はみんな、プレーすることに燃えている」

 FWロベルト・レバンドフスキがバイエルンへ去ったものの、ケラー監督は今でもドルトムントの攻撃陣を警戒している。

「彼らはチームを補強し、チームのクオリティーを高めたと思う。だが、彼らも主力の何人かが離脱しているという状況を強いられ、それに悩まされている。だが、ダービーには影響しない。問題は我々も抱えているし、それを忘れて、プレーする選手は全力を出すことになる」

 今シーズンは何度か失点を追う展開になったシャルケ。それでも指揮官は、慎重になりすぎないように注意している。

「もちろん彼らの強みについては対応を考えている。でも、我々が待ち構えすぎるのも良くない。彼らには香川(真司)、(ピエール=エメリク・)オーバメヤン、(チーロ・)インモービレなど、狭いスペースで高いクオリティーを見せる選手たちがいるからね。相手のことを考えながらも、我々のプレーを貫かなければいけない」

▼関連リンク
欧州組完全ガイドブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP