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宇佐美2アシストからパトリックがハット!!G大阪が今季2度目の5連勝

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[9.27 J1第26節 G大阪4-1鳥栖 万博]

 ガンバ大阪はホームでサガン鳥栖に4-1で快勝し、今季2度目の5連勝を飾った。FW宇佐美貴史の2アシストなどからFWパトリックがハットトリックの活躍。鳥栖は今季最多の4失点で2連敗となった。

 先制したのは鳥栖だった。前半8分、MF水沼宏太の右クロスからPA内でFW豊田陽平がDF米倉恒貴に倒され、PKを獲得。これを豊田が自らゴール左に決め、先制点を奪った。

 5試合ぶりの失点を喫したG大阪は前半23分、サイドチェンジを受けた宇佐美が左サイドから中に切れ込み、右足でミドルシュート。これはGK林彰洋に弾かれたが、このプレーで獲得したCKからセカンドボールを拾い、クロスに反応したパトリックがPA内でDF小林久晃に倒された。お返しとばかりに獲得したPKをMF遠藤保仁が決め、1-1の同点に追いついた。

 後半の立ち上がりは鳥栖が攻勢に出たが、G大阪の守備陣が粘り強く跳ね返す。すると後半21分、宇佐美の左クロスに走り込んだパトリックが滑り込みながら右足で押し込み、2-1と逆転。同34分にはMF大森晃太郎の縦パスを受けた宇佐美が素早く前を向き、ハーフウェーライン付近から浮き球で絶妙なスルーパスをゴール前に通す。これに反応したパトリックが前に出てきたGKの頭上を抜くループシュート。「宇佐美→パトリック」のコンビで連続ゴールを奪い、3-1と突き放した。

 後半39分にはパトリックのボールキープから途中出場のFWリンスが右クロスを入れると、キャッチしようとした林がファンブル。こぼれ球をパトリックが押し込み、ハットトリックを達成するとともに4-1とダメを押した。この結果、試合前の時点で5位だったG大阪と、4位だった鳥栖の順位は逆転。ナビスコ杯、天皇杯を含めて3冠の可能性を残すG大阪がシーズン終盤に入って勢いに乗ってきた。


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