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川崎Fが土壇場で追いつきドロー、仙台は連敗止めるも15位後退

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[9.27 J1第26節 川崎F1-1仙台 等々力]

 2位川崎フロンターレはホームでベガルタ仙台と1-1で引き分けた。1点ビハインドの後半45分に途中出場のFW森島康仁が同点弾。連勝は逃したが、勝ち点1を獲得し、5試合負けなし(2勝3分)となった。順位は鹿島に抜かれて3位に後退したが、この日、首位・浦和が敗れたため、首位との勝ち点差は「5」に縮まっている。

 立ち上がりは仙台が積極的な入りを見せた。前半10分、高い位置でボールを奪ってMF梁勇基が右足でミドルシュートを狙ったが、ゴール上に外れた。川崎Fは前半25分、前節・大宮戦(3-1)でハットトリックを達成したFW大久保嘉人が左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足ミドル。しかし、ここはGK関憲太郎が抑えた。

 川崎Fは前半40分、MFパウリーニョの右クロスにFWレナトが左足で合わせるが、惜しくも右ポストを直撃。すると、その直後の前半41分だった。仙台はDF菅井直樹の右クロスをFW赤嶺真吾がボールキープ。後方に落としたボールをFWウイルソンが右足でゴール右隅に流し込んだ。

 1点リードで前半を折り返した仙台は後半も川崎Fの反撃に粘り強く耐え続ける。しかし、そのまま逃げ切るかと思われた後半45分、川崎FはMF中村憲剛のロングフィードを途中出場の森島がヘディングで叩き込み、1-1。劇的な同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。

 仙台は後半アディショナルタイム、赤嶺の右クロスにMF野沢拓也が頭で合わせる決定機をつくったが、GK西部洋平の好セーブに阻まれた。連敗は5で止まったが、あと一歩のところで勝ち点3を逃し、勝ち点1を積み上げるにとどまった。順位は一つ落として残留圏ギリギリの15位に後退。降格圏となる16位大宮、17位清水は勝ち点1差に迫っている。


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