beacon

シャルケがルールダービー制し内田復帰後2連勝、香川は移籍後初の途中出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.27 ブンデスリーガ第6節 シャルケ2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは27日、第6節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでMF香川真司、MF丸岡満の所属するドルトムントと対戦し、2-1で競り勝った。前節・ブレーメン戦(3-0)で今季初出場を果たした内田は2試合連続のフル出場で2連勝に貢献。香川は移籍後初のベンチスタートとなり、後半12分から途中出場した。丸岡はベンチ入りしたが、2試合連続で出番がなかった。

 前節のブレーメン戦で今季初勝利を挙げたシャルケがこの日もいい入りを見せた。前半10分、DFデニス・アオゴの左CKにDFジョエル・マティプが頭で合わせ、先制点。幸先よくリードを奪った。

 前半23分にも左CKのセカンドボールを拾ったアオゴがもう一度、左サイドからクロスを上げる。FWクラース・ヤン・フンテラールのヘディングシュートはGKロマン・バイデンフェラーに弾かれたが、こぼれ球をクリアしようとしたFWアドリアン・ラモスがキックミス。最後はMFエリック・マキシム・シュポ・モティングが左足で蹴り込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドを負ったドルトムントは苦しい試合展開を強いられたが、前半26分、シンプルなロングボールからラモスが右サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。ファーサイドのMFピエール・エメリク・オーバメヤンが右足でゴール右隅に流し込み、1点を返して前半を折り返した。

 後半開始からオーバメヤンとMFケビン・グロスクロイツがポジションを入れ替え、オーバメヤンが左サイドで内田とマッチアップする形になったドルトムント。後半12分にはFWチーロ・インモービレに代わって香川がピッチに入り、4-4-2から4-2-3-1にシステムを変更した。

 後半33分にはMFミロシュ・ヨイッチのFKのこぼれ球を香川が右足で狙うが、決め切れない。同40分、香川が左足で絶妙な浮き球のパスを通すが、ラモスの胸トラップは大きくなり、GKラルフ・フェーマンに抑えられた。

 試合はそのままシャルケが2-1で逃げ切り勝ち。これで内田の先発復帰後、2連勝を飾った。一方のドルトムントは2試合ぶりの黒星で3戦勝ちなし(1分2敗)となった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2014-15特集

TOP