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バーゼルは土壇場で勝ち点2落とす…柿谷は途中出場

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[9.27 スイス・スーパーリーグ第10節 バーゼル1-1トゥーン]

 スイス・スーパーリーグは27日、各地で第10節を行った。日本代表FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルはホームでトゥーンと対戦し、1-1で引き分けた。前日会見に出席した柿谷は4試合連続でベンチスタート。後半38分からリーグ戦3試合ぶりのピッチに立ったが、得点に絡むことはできなかった。

 来月1日に行われる欧州CLグループリーグ第2戦リバプール戦を見据えて3バックで臨んだバーゼル。前半11分、ゴール正面で獲得したFKをDFファビアン・シェアが直接狙ったが、GKの好セーブに阻まれる。同29分には、ゴール前に入れた浮き球パスをFWマルコ・シュトレラーが落とし、FWデルリス・ゴンサレスが右足で合わせたが、クロスバーを叩いた。

 前半をスコアレスで折り返したバーゼルだったが、後半6分に均衡を破る。この日、攻守でいい動きを見せていたコートジボワール代表MFジョフリー・セレイ・ディエが左サイドから横パス。これを受けたDFタウラント・ジャカが思い切りよく右足を振り抜き、ミドルシュートを叩き込んで先制点を挙げた。

 追加点を狙うバーゼルは後半34分、FKからの混戦からFWアーメド・ハムディがシュートを放ったが左ポストを直撃。同41分には、途中出場の柿谷が左から得意のドリブルで切れ込むもシュートまで持ち込めなかった。すると、後半44分にカウンターからまさかの失点。バーゼルは1-1の引き分けに終わり、土壇場で勝ち点2を落として、悪い流れのまま欧州CLへ臨むこととなった。


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