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キャプテン長友、失点に絡み退場と散々…最下位カリアリに大敗インテルは今季初黒星

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[9.28 セリエA第5節 インテル1-4カリアリ]

 セリエAは28日、第5節2日目を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでカリアリと対戦し、1-4で敗れた。長友は2試合ぶりの先発出場。しかし前半27分に退場処分となった。

 長友は2試合ぶりの先発。今季初めてキャプテンマークを巻いて、右MFでプレー。序盤から攻撃参加を仕掛けるなど、積極的なプレーが目立った。

 しかし先制はカリアリだった。前半10分、DFラインからのロングボールが前線に入ると、競り合ってクリアに入った長友のミスを誘う。長友のポストプレーのようになり、こぼれ球をFWマルコ・サウが押し込んだ。

 それでもインテルは前半18分、ゴール前のFWロドリゴ・パラシオのクイックFKからFWパブロ・オスバルドが左足で蹴り込み同点。カリアリの隙を突き、インテルが試合を振り出しに戻した。

 だがこの後のワンプレーがこの試合を決定づけてしまう。前半27分、FWアンドレア・コッスに対しチェックを入れた長友が、イエローカードを受ける。同25分にもイエローカードを1枚もらっていた長友はレッドカードで退場。残り時間、インテルは10人での戦いを強いられることになった。長友の退場は2012年10月8日のミラノダービー以来となった。

 するとここから、一気に試合が決まってしまう。カリアリは29分にMFアルビン・エクダルのゴールで勝ち越すと、同35分には再びエクダルのゴールで加点。同43分のPKはGKサミール・ハンダノビッチに止められたが、同44分にはエクダルがトリプレッタを完成させ、リードを3点に広げた。

 後半開始と同時にMFフレディ・グアリンを入れるなど、立て直しに入ったインテル。しかし守り切るのがやっとで、反撃のチャンスすら掴めない。試合はこのまま1-4で終了。インテルはカリアリに今季初勝利を献上し、今季初黒星を喫した。


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