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[CL]バイエルンファン、無観客開催のCSKA戦を生で観戦

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約50人がスタジアム近くのビルから

 30日に行われたチャンピオンズリーグ・グループE第2節、CSKAモスクワ対バイエルン・ミュンヘンは、無観客で行われた。しかし、バイエルン・ミュンヘンのサポーターは意外なところから「現地観戦」に成功していたそうだ。ドイツ『ビルト』などが伝えている。

 CSKAは昨シーズンのCLでファンが人種差別的な行為をしたため、UEFAからバイエルン戦の無観客開催を言い渡されていた。だが、50人ほどのファンが生で試合を楽しんだという。

 報道によると、約50人のバイエルンファンは、試合が行われたアレナ・ヒムキ近くのビルから試合を観戦。その中のファンの一人は試合中、「バルセロナのアウェー側スタンドより(ピッチが)近い」と、冗談を交えながらツイッターに写真を投稿した。

 選手もその存在に気づいていたようだ。ファンが試合後、ピッチに向けて懐中電灯を点滅させて合図をすると、フィリップ・ラームがビルに手を振って応えたという。

 カール・ハインツ・ルンメニゲCEOはこの件について、「ヤン・クリスティアン・ドレーセン(バイエルン幹部)がコストを負担したよ」とコメント。ビルの住人にファンの“観戦料”を支払ったことを明かした。


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