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[CL]R・マドリーは苦しみながらもルドゴレツから逆転勝利を収める

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[10.1 欧州CLグループリーグ第2節 ルドゴレツ 1-2 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は1日、各地でグループリーグ第2節2日目を行い、B組では2連覇を目指すレアル・マドリー(スペイン)と欧州CL本大会初出場のルドゴレツ(ブルガリア)が対戦した。開始早々に先制されたR・マドリーだったが、苦しみながらも逆転勝利を収め、連勝を飾っている。

 人口約4万人の小さな町ラズグラトを本拠地に置くクラブが、世界に名を轟かすメガクラブに先制攻撃を仕掛けた。前半6分、右サイドからの速攻でCKを得たルドゴレツは、このCKからFWマルセリーニョがヘディングシュートを決めて、一点をリードする。その後も、圧力を掛けてくるレアル・マドリーに対し、ルドゴレツは速攻から2点目を狙う。

 理想的な試合の入りを見せたルドゴレツだが、前半10分にはPA内でFWハビエル・エルナンデスを倒してしまい、PKを与える。しかし、FWクリスティアーノ・ロナウドのシュートを、GKブラジスラフ・ストヤノフがセーブ。同14分にはC・ロナウドに最終ラインの裏を取られてシュートを決められたが、副審がオフサイドフラッグを上げたため、ゴールは取り消された。

 守護神と副審に救われていたルドゴレツだったが、前半24分にはPA内でC・ロナウドが倒れて2度目のPKを与えてしまう。これをC・ロナウドに決められて、試合は1-1の振り出しに戻された。ここからレアル・マドリーは攻勢に出るが、41分のハビエル・エルナンデスのシュートがわずかに右に外れるなど、同点に追い付けない。

 後半も攻めるレアル・マドリーと守るルドゴレツの構図は変わらない。11分には左サイドから崩すと、MFイスコの折り返しをハビエル・エルナンデスが合わせたが、シュートを枠に飛ばせない。後半21分にはルドゴレツもカウンターから、マルセリーニョがミドルシュートでゴールを脅かすが、GKイケル・カシージャスの好守に阻まれた。

 ハビエル・エルナンデスを下げて、FWカリム・ベンゼマを投入したR・マドリーは後半23分にベンゼマのパスをPA内で受けたC・ロナウドがシュート。ボールはゴールに飛んだが、ライン上でカバーに入っていたDFにクリアーされて、得点が入らない。

 R・マドリーはMFトニ・クロース、MFハメス・ロドリゲスを投入し、圧力を強めて行く。この交代策が実ったのが後半32分だった。ハメス・ロドリゲスのキープから左サイドを攻め上がったDFマルセロがボールを受けてクロスを入れると、中央でベンゼマが合わせて逆転に成功した。

 後半のアディショナルタイムには、両チームにチャンスがあったものの、得点は動かずに試合終了。レアル・マドリーが初戦のバーゼル戦(5-1)に続き、勝ち点3をものにしている。

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