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クロップ:「シンジのパスはスーパーだった」

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2戦2勝でグループ首位

 ドルトムントは1日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第2節のアンデルレヒト戦に臨み、敵地で3ー0の勝利を飾った。ユルゲン・クロップ監督は、アシストを記録したMF香川真司をたたえている。

 週末に行われたシャルケとのルールダービーでベンチスタートだった香川だが、この日は先発で登場すると、すぐにFWチーロ・インモービレのゴールをアシストした。

 早い時間にリードを奪ったドルトムントは後半、香川も絡んで途中出場のFWアドリアン・ラモスが2ゴールを加え、白星を手にしている。

 クロップ監督は試合後、ドイツ『ZDF』でコメントを残した。香川については、ルールダービーでも起用したかったようだ。

「シンジのパスはスーパーだった。もちろん、ほかの選手にも言えることだが、彼がいないと必要性を感じる。ただ、彼を全試合で90分間起用することはできない。どの試合で先発させるかを自由に選べるわけではない。選手のコンディションや調子で決まることだからね」

試合については、このように話した。

「早い段階で先制点を挙げることができ、良い流れに助けられた。それでも、前半は不安定なパスワークで自分たちで問題をつくってしまっていたよ。ボールを受けるために、余計な距離を走らなければいけなかった」

「後半は追加点が決まって、それ以外では精力的に戦った。素晴らしいわけではないが、問題もなかった。3ー0で勝ったんだからね。CLのアウェーゲームに3ー0で勝ったことがあるかは覚えてないよ。とにかく満足している」

 インモービレとラモスがドルトムントのプレーに馴染んできたかという質問には、次のように答えている。

「彼らはすべての大会でそれぞれ得点を決めているし、満足しているよ。我々にしては、彼らはものすごく早い時期から機能している。どちらかというと、問題は普段FWにボールを供給している側の選手たちがプレーしていないことだ」

「チーロとアドリアンにとっては、本当に難しいはずだ。どんなに小さなチャンスでも、何とかすることを求められている状況だからね。自信もまだまだだ。みんなと理解しあえていない部分もあるからね。それでも、2人が良いFWであることは確かだ」

 CL2戦2勝のドルトムントは、グループDの首位。リーグ戦にもこの良い流れを生かしたいところだ。


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