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愛媛にリベンジで全21チームから勝利!!湘南がJ2優勝に王手

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[10.4 J2第35節 湘南3-0愛媛 BMWス]

 湘南ベルマーレはホームで愛媛FCに3-0で快勝し、J2優勝に王手をかけた。すでに1年でのJ1復帰を決めている湘南。3試合ぶりの白星で20試合負けなし(13勝7分)とし、勝ち点を88にまで伸ばした。

 U-21日本代表の一員としてアジア競技大会に参加していた湘南DF遠藤航、愛媛MF原川力も先発出場した一戦。試合開始早々の前半2分、湘南はMF永木亮太の素早いリスタートからFW武富孝介が豪快な右足ミドルを叩き込み、先制点を奪った。

 愛媛も前半29分にDF林堂眞が直接FKでゴールを襲うが、GKがセーブ。同32分には原川の左CKにDF村上佑介がヘディングで合わせたが、ゴール右に外れた。

 ピンチをしのいだ湘南は前半40分、永木の直接FKが壁に入っていたFW河原和寿の足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らす。運も味方に付け、2-0とリードを広げて前半を折り返した。

 後半も互いに攻め合う激しい展開が続いた。愛媛は後半17分、河原の右クロスにFW渡辺亮太が合わせるが、GKの好守に阻まれる。湘南も同22分、MF宇佐美宏和のシュートがポストを弾く好機をつくった。

 湘南は後半29分、武富に代えてFW岡田翔平を投入すると、そのわずか2分後だった。DF丸山祐市のロングフィードに岡田が反応。前に出てきたGKよりも一歩早く右足ダイレクトで捉えたボールがGKの頭上を越え、ゴールマウスに吸い込まれた。

 その後も攻撃の手を緩めることなく、90分間攻め抜いた湘南。5月24日に今季唯一の黒星を喫していた愛媛にリベンジを果たし、これで今季、J2の全21チームから勝利を挙げることになった。

 この日、2位松本も勝ったため、04年の川崎Fと並ぶ残り7試合でのJ2最速優勝はならなかったが、これで自力Vに王手。次節11日の東京V戦に引き分け以上か、敗れても松本が大分に引き分け以下なら、6試合を残して湘南のJ2優勝が決まる。


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