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思い出の地・新潟で初勝利狙うアギーレ監督「まず1勝目を」

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 日本代表が6日、新潟市内で合宿をスタートさせた。ハビエル・アギーレ監督にとって新潟は思い出の地。メキシコ代表監督時代、2002年の日韓W杯に出場し、グループリーグ初戦のクロアチア戦を戦った舞台が現デンカビッグスワンスタジアムだった(結果は1-0でメキシコが勝利)。

「あの試合やこの街にはいい思い出がある。12年後にここに戻ってくるとは思っていなかった」。今度は日本代表を率い、ホームとして10日のジャマイカ戦に臨むアギーレ監督。「選手を見続けたい。勝ちながらそれができれば一番いい。ジャマイカ戦でまず1勝目を狙っていきたい。その1勝目をこの新潟でおさめることができれば」。就任3戦目での初勝利を新潟でつかむことができるか。

 初陣となった9月の2試合では、ウルグアイに0-2で敗れ、ベネズエラと2-2で引き分けた。「2試合で4失点は少し多すぎる。攻撃の面でもコンビネーションを良くしていかないといけない」。守備陣ではDF吉田麻也とDF昌子源が負傷のため参加を辞退。特にキャプテンの一人に任命し、9月の2試合でも先発していた吉田の不在は痛いが、「不運だったが、代わりに来た選手も能力は高い。彼らにチャンスが訪れたというのも良いことだと思う」と、代役となる選手に期待していた。

(取材・文 西山紘平)

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