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イブラ:「史上最高のバルサというチームにいた」

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各国リーグの違いにも言及

 パリ・サンジェルマン(PSG)FWズラタン・イブラヒモビッチが、バルセロナ時代について「史上最高のチームにいた」と話している。

 プレミアリーグやブンデスリーガでのプレー経験はないものの、エールディヴィジ、セリエA、リーガエスパニョーラ、そして現在のリーグアンと、多くのリーグで戦ってきたイブラヒモビッチ。イギリス『ガーディアン』のインタビューで、同選手は各国の違いについて次のように述べている。

「オランダは美しいサッカーをする。アヤックスのやり方だ。面白いシステムだよ。オランダではMFとかストライカーとか言わない。背番号7は右ウィングで、9番はセンターフォワード、10番はその後ろ、という具合だ。ほかのリーグのような競争ではないけど、完璧なスタートだった」

「イタリアはストライカーにとって最も難しく、最も挑戦的なリーグだ。彼らはまだ、得点するより失点しないことの方が重要だと考えている。スペインではゴールを決め、さらに2点、3点と狙うことを望むね」

 バルセロナ時代にジョゼップ・グアルディオラ監督(現バイエルン・ミュンヘン)との確執が騒がれたイブラヒモビッチだが、チームに対しては次のように述べている。

「おそらく僕は史上最高のチームにいた。彼らのサッカーは美しかったよ。試合の準備をしているとき、始まる前から勝つと分かるんだ。周りには、(リオネル・)メッシ、(アンドレス・)イニエスタ、シャビ、(カルレス・)プジョル、(ジェラール・)ピケ、ダニエウ・アウベス、(セルジ・)ブスケッツ。信じられないね! 別の惑星から来たサッカーだった。好きだったよ。技術的に完璧だった」

 そんなバルセロナの選手たちが「学校の生徒」のようだったと自伝で明かしたイブラヒモビッチだが、次のようにも話している。

「確かにそうだけど、彼らはそれだけ規律的でもあったんだ。スーパースターだけど、信じられないほど規律的なところにいるかのようだった。彼らは喜んで監督が求めることをすべてやるんだ。イタリアでは違う。22人のすごい個性の持ち主たちで、それぞれ自分が世界最高だと考えているんだ」


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