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[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.1]駒澤大高FW安藤丈(3年)

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DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」 
[10.4 全国高校選手権東京都Aブロック予選2回戦 駒澤大高 7-0 西高 駒沢第2]

 優勝候補筆頭の駒澤大高は7-0で快勝発進したものの、文化祭明けでチームにはどこか浮ついた感じがあった。その中で大野祥司監督の期待していた選手がFW安藤丈(3年)だ。「ヤツは文化祭の雰囲気に流されることなく気持ちを落としてやっていたので、ヤツは『やるな』という感じはしていた」と指揮官。その予想通り、安藤は前半12分、MF鈴木隆作の縦パスに反応すると、絶妙なコントロールから得意の左足シュートをゴールへ流し込む。後半30分に左足で2点目を奪った安藤は、38分にもMF野本克啓の右クロスをファーサイドで左足ダイレクトボレー。逆サイドのゴールへ突き刺す驚愕の一撃でハットトリックを達成した安藤は「文化祭の気分が残っていたので、まずは自分が個人としてしっかり気持ちを入れて選手権に向けて練習しようというのは思っていて、それができたかなと思います」と笑顔を見せた。

 今年の東京を代表するストライカーだが、泥臭いプレーを厭わない。ハードワークがウリのチームの最前線で猛然とボールホルダーにプレスをかけ、スライディングタックルでミスを誘い、味方の攻撃に繋げている。「やっぱり良いプレー、良いプレーじゃなくて、チームのために前から追ったり、蹴られる時にスライディングして止めたり、そういうことをすればチームが盛り上がるかなというのは大野先生にも言われていて、心掛けています」。そしてエースとして左足でゴールを量産。「自分が点を取れればチームも凄く盛り上がって勢いも付くと思うので、しっかり自分で決めて、チームとしてもどんどん上がっていけるように頑張りたい」。この冬、誰よりも走って、決めて、チームを全国へ導く。
 
(取材・文 吉田太郎)
 『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
 そして今回、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画がスタート! 各地の高校世代のゲームの中から、毎週つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!

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