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[AFC U-19選手権]開幕前日会見出席のU-19日本代表・鈴木監督「今度こそ世界大会出場」

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 世界大会の出場切符をかけたU-19日本代表の挑戦が、いよいよ始まる。AFC U-19選手権ミャンマー2014(10月9日~23日)の開幕前日会見が8日に当地のホテルで行われ、U-19日本代表を率いる鈴木政一監督は「このチームは、昨年の3月にスタートして、大会に参加しながら個々の強化を図って来た。皆さんがご存じの通り、日本は3大会(世界大会に)出場していないので、今度こそ世界大会出場という大きな目標に向かって、チーム一丸となって臨みたいと思う。この大会の重要性は私も、日本サッカー協会も分かっているし、良いプレッシャーになっている。約2年やってきた、日本人の特長を活かしたサッカーをどこまで出せるかだと思う」と意気込みを話した。

 今大会には、若い世代におけるアジアの覇権だけでなく、世界大会の出場権がかかっている。成績上位4チームは、来年にニュージーランドで開催されるU-20W杯ニュージーランド2015の出場権を得る。日本は過去3回全てアジア予選の準々決勝で敗戦。8年にわたって世界大会に出場しておらず、4大会ぶりの出場権獲得が期待されている。

 総当たり1回戦で行われるグループリーグでグループCの日本は中国、ベトナム、前回優勝の韓国と対戦。2位以上で8チームが参加する決勝トーナメントに進むことができる。グループCは、強豪ぞろいの「死のグループ」だ。外国人記者から難しいグループではないかと質問を受けた鈴木監督は「まったく同感。ただ、国によっていろいろなスタイルがあるので、その中で戦えるのは非常に良いことだと思う。中国は(1次予選で)一度対戦しているので、自分たちのサッカーをどれだけできるかだと思う。ベトナムとは、これまでに3度対戦しているので、選手の特徴も知っている。韓国とも8月に対戦していて、身体能力の高さを感じた」と対戦国の印象を話し、翌日に控えた中国との初戦については「非常に重要な試合になると感じている。良い準備をして選手をピッチに立たせたい」と初戦に集中する構えを示した。

 チームは、今月4日に現地入り。グループリーグの試合会場が9月26日に変更されたが、指揮官は「(変更によって)ホテルから近くなったし、芝の状態も問題なかった」と意に介さず。この日の午後に最終調整を行い、初戦に臨む。

(取材・文 平野貴也)
★この試合の模様はCSテレ朝チャンネル2で独占生中継!

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