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ジャマイカ率いるドイツ人監督、香川のマンU時代を擁護

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 10日に日本代表と対戦するジャマイカ代表が9日、試合会場のデンカビッグスワンスタジアムで公式練習を行った。練習後、ビンフリート・シェーファー監督が公式会見に出席。カメルーン代表を率いて2002年の日韓W杯に出場した際、新潟でアイルランドと対戦しており(結果は1-1)、「このスタジアムには来たことがある。素晴らしいスタジアムで、みなさん親切にしてくれた」と、12年前の思い出を語った。

 日本代表については「日本の試合は何度も見たことがある。アジアで最も強いチームで、ドイツにもイタリアにも優れた選手がいるし、香川や岡崎といった有名な選手もいる」と、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(マインツ)の名前を挙げて警戒。「私たちは100%集中して、ファイティングスピリットを持って試合をしたい」と意気込んだ。

 ドイツ人監督であるシェーファー監督は香川、岡崎ら日本人選手が数多くブンデスリーガでプレーしている現状について「もともとは奥寺(康彦)氏が道を切り開いたが、ドイツのサッカーは規律があって、戦術的だ。そこが日本とうまくマッチしているのだと思う」と指摘。マンチェスター・ユナイテッド在籍時に思うような活躍ができなかった香川に関しても持論を展開した。

「香川はドルトムントで活躍したが、大金を払ったマンチェスター・ユナイテッドはモイーズ監督になった途端、嫌われて使われなかった。あれだけ動きが良くて、アイデアのある選手を使わないのはもったいないと思っていた」

 香川を高く評価し、ユナイテッド時代の不遇を擁護するドイツ人指揮官は「香川はドルトムントにいたほうがチャンピオンズリーグでもプレーできるし、よりレベルを上げることができる。日本人はドイツの水に合っているのではないか。その水もどんどんレベルが上がり、日本の選手をさらに向上させている」と語った。

 日本は過去にジャマイカと3度対戦し、結果は1勝1分1敗。初対戦は98年フランスW杯のグループリーグ最終戦で、1-2で敗れた。直近ではジーコ元監督時代の02年10月16日に国立競技場で対戦し、1-1の引き分け。最新のFIFAランキングでは日本の48位に対し、ジャマイカは100位となっている。

(取材・文 西山紘平)

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