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G大阪が宇佐美弾などで3発快勝! 川崎FもAT弾で望みをつなぐ

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[10.9 ナビスコ杯準決勝第1戦 G大阪 3-1 川崎F 万博]

 ナビスコ杯は9日、準決勝の第1戦を行いガンバ大阪川崎フロンターレが対戦した。試合はリーグ戦でも6連勝と好調のG大阪が、3-1で勝利している。

 立ち上がりはアウェーの川崎Fが押し込む。前半2分にFWレナトのミドルシュートは、GK東口順昭に阻まれ、その後もFW森島康仁のポストプレーから、FW大久保嘉人がゴールを狙うが右に外れる。

 しかし、先制点を挙げたのはホームのG大阪だった。前半16分、MF遠藤保仁からのパスを受けたDF米倉恒貴が、DFに囲まれながらも右足でゴールを決めてリードを奪う。さらにG大阪はFWパトリックの縦パスがDFに当たり、ボールがこぼれると、これをFW宇佐美貴史が回収。ドリブルを仕掛けてから左足でシュートを放ち、今大会3点目となるゴールを決めた。そのままG大阪が2点をリードして前半を折り返す。

 後半の開始と同時に川崎Fは、左SBに入っていたDF井川祐輔を下げ、MF金久保順を投入する。しかし、後半も先にゴールを決めたのはG大阪だった。4分、自陣深くにいた遠藤からMF阿部浩之がボールを受けて、パトリックへ縦パスを入れる。これを受けたパトリックがピッチを独走。そのままシュートを決め、ロングカウンターで3-0とリードを広げた。

 川崎Fも後半21分、遠藤のパスミスから大久保が決定機を得たが、シュートを枠に飛ばせなかった。このまま試合終了かと思われたが、アディショナルタイムに川崎FはDF田中裕介はCKから1点を返す。

 結局、試合は3-1で終了。終盤に手痛いアウェーゴールを許したG大阪だが、優勝した07年以来、7年ぶりとなる決勝進出に王手をかけている。第2戦は、12日に等々力競技場で行われる。

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