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[EURO予選]ピルロ:「コンテだから代表に戻った」

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ユーベで栄光を分かち合った指揮官を信頼

 イタリア代表MFアンドレア・ピルロが9日の会見で、アントニオ・コンテ監督じゃなければ代表でのプレーを続けていなかったと話した。

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)前に大会後の代表引退を明かしていたピルロ。だが、グループステージ敗退と失意のうちにW杯が終わると、帰国後に翻意をほのめかし、さらにユベントスとともに3連覇を成し遂げたコンテ監督が就任すると、代表続行へと向かっていった。

 開幕前の負傷で離脱を余儀なくされ、リーグ前節ローマ戦で復帰したばかりのピルロ。当初は招集外となっていたが、MFジャコモ・ボナベントゥーラの負傷を受けて、コンテ監督から追加招集されている。

 ピルロのコメントを、イタリア『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「誰かのために考えを変えられるとしたら、コンテ監督しかいなかった。もしも監督が別の人だったら、僕はここにいなかっただろう」

「ここには重要なプロジェクトがあると知っている。彼のような監督がいれば、2年後には重要な何かを勝ち取ることができると分かっている。ポジションは保証されていない? プレーへの意欲は同じままだ。僕は常に強い情熱で代表に加わる。問題はまったくないだろう」

 また、ピルロはアゼルバイジャン戦に出場すれば、113キャップでディノ・ゾフ氏の112キャップという記録を上回る。ピルロは次のように喜びを表した。

「素晴らしい気持ちだよ。12年前にちょうどアゼルバイジャンとの試合で代表デビューを果たした。そして今回はゾフのようなイタリアサッカー界のレジェンドを上回ることができるんだ。本当に満足しているよ」

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