だが、一人に集中してはいけないとも

　フランス代表は11日、ポルトガル代表と対戦する。ディディエ・デシャン監督は試合を前に、ポルトガルのエース、FWクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。

　デシャン監督はC・ロナウドの影響力を制限することが重要とし、レアル・マドリーのチームメートであるDFラファエル・バランやFWカリム・ベンゼマのアドバイスがアドバンテージになり得ると話している。フランス『レキップ』が伝えた。

「彼はあれだけ決定的な選手だからね。抑えることができれば、それは理想だろう。だが、試合への影響力を制限できれば良いね。ポルトガルと対戦するチームはどこも、C・ロナウドがボールを持ったら特に警戒する」

「バランとベンゼマは少し情報をくれるだろうね。こういうちょっとしたことも役に立ち得る」

　一方で、デシャン監督はC・ロナウドだけに集中してはいけないとも語った。

「ポルトガルの強み?　C・ロナウドだ。ただ、彼の周りにもナニやダニー、(ジョアン・)モウティーニョといった優れた選手たちがいる。とはいえ、最も危険なのはC・ロナウドだけどね。素晴らしい選手だ。欧州にも世界にも、なかなかいない選手だよ」

「だが、我々は彼だけに集中してはいけない。ほかにも気をつけなければいけないだろう。それに、彼がどの位置でプレーするかにもよる」

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