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前田&松井の33歳コンビが川口から3得点、名波磐田がホーム連勝

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[10.11 J2第36節 磐田3-1岐阜 ヤマハ]

 ジュビロ磐田がホームでFC岐阜を3-1で下した。2戦ぶり勝利の磐田の勝ち点は62。勝ち点を70に伸ばした2位松本との差をキープした。

 磐田は前半26分、FKをFW前田遼一が頭で合わせる。シュートは昨季までの守護神GK川口能活に防がれたが、弾ききれずボールはポストに当たる。跳ね返ったところを松井大輔が頭で押し込み、先制に成功する。さらに同35分、右サイドからMF松浦拓弥がゴール前に鋭いパスを通すと、オフサイドトラップを掻い潜った前田が受ける。川口との1対1を制す。10月9日に33回目の誕生日を迎えていた前田。2日遅れのバースデー弾で磐田がリードを広げた。

 なおも磐田は後半に入っても得点を重ねる。後半28分、左サイドから前田が強引な突破を図ると、こぼれ球になって松井の前に。難しい体勢ながら松井が強引に押し込むと、ボールは両ポストを叩きながら、ゴールラインを越えていった。

 岐阜も後半33分、MF高地系治のクロスからMF清本拓己がシュート。こぼれ球をFW難波宏明が1点を返す。しかしシュート数でも上回り、決して内容では負けていなかった岐阜だが、1-3とスコア上では完敗を喫した。

 名波浩監督も「彼らは結果を残すんで」と絶大な信頼を寄せる前田&松井の33歳コンビの活躍でホーム3連勝を飾った磐田。2位松本が勝利したことで、J1自動昇格圏との差は詰まることはなかったが、名波監督は「負けられないし負けたくない。残り全部勝つつもりでやりたい」と力を込めた。

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