「ポドルスキ?　先発するかも」

　ドイツ代表は11日、EURO2016予選でポーランドと敵地で対戦する。ヨアヒム・レーブ監督はポーランドへの警戒を表すとともに、前日会見に同席したFWルーカス・ポドルスキの出場について、先発の可能性もあると語った。

　EURO予選初戦でスコットランドを2-1と下し、白星発進した世界王者ドイツ。連勝を目指すポーランド戦に向けて、レーブ監督は次のように話している。ドイツサッカー連盟の公式ウェブサイトが伝えた。

「我々は追われる立場だ。どのチームも世界王者を倒してやろうと意気込んでくるはずだよ。我々はハンブルグでのポーランド戦(2014年5月、スコアレスドローで終了)で彼らに苦しめられた。気をつけなければいけない」

「激しい試合が待っているだろう。それは確かだよ。ポーランドはアイルランドと並び、このグループのトップを争うライバルだ。特に前線が良い。ロベルト・レバンドフスキのおかげでね」

　MFメスト・エジルの離脱など負傷にも見舞われたレーブ監督は、影響を認めながらも次のように話している。

「私は、我々が良いチームをつくれると思っている。9月よりも10月の試合でより調子が良いことは、これまでの歴史が示しているはずだ」

　ポーランド出身のポドルスキの起用について、レーブ監督はこのように語った。

「会見に出たから自動的に先発、と言うわけにはいかない。今季の彼がアーセナルであまり試合に出ていないことは確かだね。だが、彼は試合にダイナミズムをもたらせることを示してきた」

「ルーカスが先発する可能性はある。特に今の我々の攻撃陣を考えればね。だが、試合途中からの出場となることもあり得る。最後の練習が終わってから決定するよ」

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