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マドリー、今後もジダンに監督を任せる意向

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重視するのはスポーツ面の成績

 レアル・マドリーは、カスティージャ(Bチーム)で実質的に監督を務めるジネディーヌ・ジダン氏に、今後も同チームを任せる意向のようだ。11日付のスペイン『マルカ』が報じている。

 スペインサッカー連盟(RFEF)の監督委員会は、カスティージャ助監督でありながら、監督としての振る舞いを見せるジダン氏及び、名目上で監督を務めるサンチャゴ・サンチェス氏に対して処分を科す必要性を主張。そして同委員会の依頼を受けた弁護士アルベルト・ペレス・カルデロン氏は、リーガ2部Bの競技委員会に対して、両氏の3か月間の職務停止処分を求めている。

 この件を受けたフロレンティーノ・ペレス会長率いるマドリー首脳陣は、上訴の準備を始めながらも、今後もジダン氏に監督業務を任せる考えを貫く方針。その方針は、ジダン氏本人が続投に否定的な見解を示さない限り、変わらない模様だ。当のジダン氏は監督委員会の追及に居心地の悪さを感じながらも、同様にライセンスなしで監督業を始めたヨハン・クライフ氏の擁護発言などにも後押しされ、今後もチームを指導する考えという。

 『マルカ』曰く、ジダン氏が監督の座から退く可能性は、処分よりもスポーツ面での成果に依存している模様だ。カスティージャは2部Bのグループ2で降格圏の18位に位置と低迷している。

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