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ネイマールとメッシが代表で初対決、アルゼンチン撃破のドゥンガセレソンに死角なし

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[10.11 国際親善試合 ブラジル2-0アルゼンチン]

 ブラジル代表対アルゼンチン代表の国際親善試合が11日、中国・北京で行われた。前半28分にFWジエゴ・タルデッリ(アトレチコ・ミネイロ)のゴールで先制したブラジルは、後半19分にもタルデッリのゴールで加点。2-0でアルゼンチンを下した。

 微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染の影響が心配されたが、予定通りキックオフ。代表チームでの初対決に注目が集まったブラジルとアルゼンチンの両10番、FWネイマールとFWリオネル・メッシも先発メンバーに名を連ねた。

 スコアが動いたのは前半28分、ブラジルはMFオスカルが右サイドからクロスボールを入れる。アルゼンチンDFにカットされるが、中途半端な浮き球となってこぼれると、ファーサイドで待ち構えたタルデッリがダイレクトで押し込み、先制点が生まれた。

 アルゼンチンにも反撃のチャンスがやってくる。前半42分、エリア内でMFアンヘル・ディ・マリアがDFダニーロに倒されPKを獲得。これをメッシが狙うが、GKジェフェルソンに完璧に読み切られ、同点弾は生まれなかった。

 ブラジルは後半19分、左CKがファーサイドまで流れると、タルデッリが頭でこの日2点目を決めて突き放す。守備陣も終盤までアルゼンチンの分厚い攻撃陣に焦りを見せることなく、完封勝利。ドゥンガ監督復帰後、3戦連続完封で3連勝を飾った。

 アジア遠征を行っている両代表。ブラジルは14日にシンガポールで日本代表と、アルゼンチンは14日に香港で香港代表とそれぞれ国際親善試合を行う。

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