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[EURO予選]R・キーン、EURO最速ハットも「記録は気にしない」

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予選の通算ゴール数も最多に

 アイルランド代表FWロビー・キーンは、11日に行われたEURO2016予選第3節ジブラルタル戦でハットトリックを達成した。2つの記録を更新しながらも、記録は意識していないとコメントしている。

 キーンは前半6分と14分のゴールに続き、17分にPKを決めてハットトリックを達成。1990年に元オランダ代表FWマルコ・ファン・バステンがマルタ戦で記録していた23分を上回り、EUROの予選と本戦を通じての最速ハットトリックとなった。

 また、EURO予選でのゴール数はこれで通算21点。元トルコ代表FWハカン・シュクルが保持していた記録を抜いてEURO予選の歴代最多得点者となっている。

 試合はアイルランドがさらに4点を追加し、今予選から参加するUEFA新加盟チームに7-0で大勝。キーンは試合後、アイルランド『RTE』で記録について次のように述べている。

「良いことだね。記録のことは気がついていなかったし、あまり気にするようなことでもないけどね。何年か後になって振り返ることはあるかもしれないけど、今は考えていないよ」

「こういうチームと戦うときには、勝利を期待されるものだ。たくさんのゴールを奪って勝たなければ疑問を持たれるけど、今夜の僕らはまさに望んでいたことを成し遂げられた。早めにゴールを奪えたことが何より大きかった」

 アイルランドは続いて14日に敵地でドイツと対戦。キーンはベンチスタートの可能性もあると見られている。

「最終的には監督が決めることだ。どんな決定だとしても支持するつもりだよ。ドイツはワールドカップ王者だけど、僕らのチームにも良い選手たちがいる。何らかの結果を得られると信じているよ」

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