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[AFC U-19選手権]南野2発!U-19日本代表が宿敵・韓国下し、グループ1位で決勝T進出!!

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[10.13 AFC U-19選手権GL第3戦 U-19日本代表 2-1 U-19韓国代表 ミャンマー]

 U-19日本代表はAFC U-19選手権グループリーグ最終戦でグループ首位のU-19韓国代表と対戦し、FW南野拓実の2ゴールによって2-1で勝った。日本は2勝1敗でグループ1位となり、決勝トーナメント進出決定。日本は17日の準々決勝で勝てば、U-20W杯ニュージーランド2015への出場が決まる。

 第2節を終えて1勝1分の3位、決勝トーナメント進出するためには勝つしかない日本は、3-1で劇的な勝利を収めた11日のベトナム戦から先発5人をチェンジ。脳震盪の右SB広瀬陸斗、負傷のMF松本昌也、そしてCB三浦弦太、左SB坂井大将、FW越智大和に代えて右SBは石田峻真、CB内山裕貴、左SB宮原和也、FW北川航也と初先発の4人を先発に送り出し、左MFとして金子翔太を初戦以来となる先発復帰させた。4-4-2システムのGKは中村航輔で4バックは右から石田、内山、中谷進之介、宮原。ボランチはMF川辺駿とMF井手口陽介のコンビで右MFが関根貴大で左が金子、そして2トップはキャプテンマークを巻いた南野拓実と北川が入った。

 前線の北川へロングボールを入れて攻める日本は6分、南野が北川へ入れると、セカンドボールを拾った関根が左足シュート。そして13分に早くも先制点を奪った。右スローインをタッチライン際で受けた南野が切り返しでDFを外すと、カバーに入ったDFを寄せ付けずに一気にゴール方向へ切れ込む。そして豪快な右足シュートを叩き込んだ。

 攻撃の形をつくることのできない韓国に対し、日本は17分にもチャンスをつくる。川辺が前線でDF間に位置する南野へパスを通すと、絶妙なコントロールで前を向いた南野がDFの前に抜け出すが、素早く距離を詰めたGKイ・テフィの前にシュートは枠左へ外れてしまう。この後、日本は徐々に自陣でファウルする回数が増え、韓国のセットプレーの本数を増やしてしまう。そして29分、右CKのこぼれからクロスボールを入れられると、DFキム・チャンヨンの折り返しをFWキム・グンヒに押し込まれてしまった。

 セカンドボールを拾われて守る時間が増え、なかなかシュートシーンをつくることができなかった日本は41分、関根の中央突破を起点に南野がつないで金子が右足シュート。後半3分には左サイドをドリブルで切り崩した金子の折り返しから南野が決定的な右足シュートを放つ。6分にも井手口の右足FKがゴールを捉えた日本に対し、韓国はMFソルテスのコントロールショットが日本ゴールを脅かす。

 日本はボールを保持しながら、局面では関根や金子が効果的なドリブル。そして20分、日本は左サイドの金子を起点とした攻撃から狭い局面をショートパスを切り崩す。最後は関根、北川とつないで南野が勝ち越しの右足シュートを叩き込んだ。

 日本は27分にも左サイドの金子がゴール前に入れたボールのこぼれ球がフリーの南野の足元へ。だがGKとの1対1から放った右足シュートはGKに阻まれてしまう。日本は28分に北川に代えてFW越智大和、32分には関根に代えてMF高木大輔を投入する。終盤、韓国はロングボールを次々と放り込んできたが、集中した守りを続ける日本は跳ね返していく。アディショナルタイム表示の4分を過ぎた50分、日本は南野に代えてFWオナイウ阿道を投入。宿敵・韓国を下した日本はベトナムと1-1で引き分けた2位・中国も上回り、グループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。

[写真]U-19日本代表はエース南野の2発で宿敵・韓国撃破!!


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