beacon

川島も本田もネイマールに脱帽…本田「学べることは多い」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]

 またしてもFWネイマールにやられた。3年連続でブラジルと対戦し、3試合で11失点。そのうち7ゴールをネイマールに決められた。この日は一人で4ゴール。FW本田圭佑(ミラン)も「すごいなと思いますよね」と脱帽するしかなかった。

 時には下がり、時にはサイドに開き、自由に動きながらもチャンスには必ずゴール前に顔を出すネイマール。過去3度のブラジル戦すべてでゴールを守ったGK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)は「常に点を取るところにいるし、ゴールに絡む動きを常にしている。危険な動きを90分間している」と指摘し、「(シュートの)迷いもないし、決めるべきところで決める」と、その決定力に驚嘆した。

 11日のアルゼンチン戦(2-0)ではチャンスがありながら無得点に終わったネイマールだが、この日は国際Aマッチ初の1試合4ゴールとなる固め打ち。“格下”の日本相手にチャンスを逃さなかった。

 本田は「アルゼンチン戦ではあれだけチャンスを外していたのに、得点王になったりするような選手はこういうときに4点、5点取るんだなと」と素直に感嘆。「リーガ(・エスパニョーラ)ではメッシとクリスティアーノ(・ロナウド)がすごいけど、ネイマールから学べることは多い」と、あらためてセレソンのエースの実力を思い知らされたようだった。

(取材・文 西山紘平)

TOP