元バルセロナFWの主張

　元バルセロナのフリスト・ストイチコフ氏は、バルセロナFWルイス・スアレスが伝統の一戦「クラシコ」でスターティングメンバーに名を連ねるべきだとの考えを示している。

　25日のリーガエスパニョーラ第9節、敵地でレアル・マドリーと対戦するバルセロナ。この試合の前日にワールドカップ(W杯)のかみつき事件で4か月の出場停止を科されたL・スアレスの処分が明け、ルイス・エンリケ監督が起用するかどうかに注目が集まっている。

　ストイチコフ氏は、スペイン『エスポルツ・コペ』で次のように話している。

「私が責任を負えるのであれば、私はL・スアレスを先発で起用する。しかし、冷静にならなければいけない。まったく簡単ではないからね。先発かどうかは分からないが、必ず出場するだろう。彼の迫力、バルセロナに対する魂を示すためにね」

「バルサは彼と契約するために多大な努力を払った。彼ができるだけ早くバルサに適応してくれるといいね。そして、W杯での事件が過去の出来事となってほしい。僕がバルサにいた頃と同じだけのタイトルを獲得するよう願っているよ」

　ストイチコフ氏は、1990年からリーガで4連覇を飾り、“ドリームチーム”と謳われた頃のバルセロナを思い起こしている。

「彼らは(ミカエル・)ラウドルップ、ストイチコフ、ロマーリオがいた頃のようにプレーするだろう...。彼らを合わせるのは難しくない。L・エンリケは多くの選択肢を有しているよ」

「スアレスは左あるいは右から入ってくることで、よりストライカーとなれる。問題はないだろう。落ち着き、集中しているべきだ。L・エンリケは管理の仕方を心得ているよ」

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