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香川フル出場もドルトムントは3連敗…ケルン大迫が決勝アシスト

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[10.18 ブンデスリーガ第8節 ケルン2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは18日、第8節1日目を行い、MF香川真司とMF丸岡満の所属するドルトムントは敵地でFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、1-2で敗れた。香川はトップ下でフル出場したが、チームは泥沼の3連敗。ベンチスタートの大迫は後半19分から途中出場し、決勝点をアシストした。丸岡は2試合連続のメンバー外。前節・フランクフルト戦(2-3)に途中出場し、長期離脱から復帰した長澤もベンチ外だった。

 ドルトムントはMFイルカイ・ギュンドアンが長期離脱から先発に復帰。DFエリック・ドゥルムがウォーミングアップ中に負傷したため、当初はベンチスタートの予定だったMFマルコ・ロイスも急きょ先発で6試合ぶりの復帰を果たすと、故障明けのMFヘンリク・ムヒタリアンも先発した。

 10日のジャマイカ戦で脳震盪を起こし、日本代表を途中離脱した香川も先発に名を連ね、2列目は右からムヒタリアン、香川、ロイスと並んだ。前半11分にはロイスが香川とのワンツーからフィニッシュにまで持ち込むが、左足のシュートはゴール右へ。逆に前半39分に先制点を決められ、前半は1点ビハインドで折り返した。

 それでも後半立ち上がりの3分、中盤で香川がプレッシャーをかけてボールを奪い、カウンターを仕掛けると、ロイスのスルーパスからFWチーロ・インモービレが右足で同点ゴール。1-1に追いつき、試合を振り出しに戻した。

 ケルンは後半19分、MFダニエル・ハルファーに代えて大迫を投入。大迫はFWシモン・ツォラーと2トップを組んだ。すると同29分、右サイドのスペースでボールを受けた大迫がゴール前にグラウンダーのクロス。これにGKロマン・バイデンフェラーも飛び出したが、ボールに触れず、逆サイドに抜けてきたところをツォラーが無人のゴールに難なく押し込んだ。

 相手のミスもあったが、大迫の今季初アシストで勝ち越しに成功したケルン。その後のドルトムントの反撃も粘り強く跳ね返し、そのまま2-1で逃げ切った。連敗を3で止めたケルンは8月30日のシュツットガルト戦(2-0)以来、6試合ぶりとなる今季2勝目。一方のドルトムントは故障者が続々と復帰しながら3連敗を喫し、これで5試合勝ちなし(1分4敗)となった。


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