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「ケチャップドバドバ」を体現 絶好調本田は7試合6得点と大爆発

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[10.19 セリエA第7節 ベローナ1-3ミラン]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは19日、敵地でベローナと対戦し、3-1で勝利した。ミランは2連勝。ベローナに今季ホーム初黒星を付けた。

 もう背番号10を誰も疑わない。ミランはオウンゴールで先制して迎えた前半27分、エル・シャーラウィが狙い澄ましたグラウンダーのスルーパスを通すと、右サイドから走り込んだ本田が反応。ややバウンドしたボールとなったが、左足ダイレクトで難なく沈める。トドメは後半11分、DFアディル・ラミのまたもグラウンダースルーパスに反応。今度はDFの裏に完全に抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制して、ゴールネットを揺らす。セリエA移籍後初の1試合2得点で、勝利を決定づけた。

 本田はこれで今季7試合目にして6得点。ユベントスFWカルロス・テベス、ナポリFWホセ・カジェホンと並んで、得点ランクトップタイに浮上した。

 2012年9月11日のW杯アジア最終予選、日本代表対イラク戦後に、決定力不足を指摘された本田は「ゴールはケチャップみたいなもの。出ないときは出ないけど、出るときはドバドバ出る」と表現。元オランダ代表ストライカー、ルート・ファン・ニステルローイ氏の言葉を引用したものだが、今ほどこの言葉がぴったり当てはまる時期はない。


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