現役時代の同僚と激突

　アヤックスのフランク・デ・ブール監督は、21日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第3節のバルセロナ戦に向けて、FWリオネル・メッシとネイマールを警戒しなければならないと強調している。

　昨シーズンのCLでもバルセロナと同じグループに入ったアヤックスは、敵地カンプ・ノウではメッシのハットトリックなどで0-4の大敗を喫している。再戦を前にした会見で、デ・ブール監督は次のように述べた。

「彼らにプレッシャーをかけて、簡単にボールを受けられないようにしなければならない。チーム全体の仕事としてやることだ。メッシとネイマールに簡単にボールを受けさせてはならない」

「バルサが100%のときには、勝つのが普通だ。高いレベルでのプレーというのがどういうものであるかを知るため、我々もそういう試合ができるようにしなければならない。若い選手たちにとって、明日の試合は非常にポジティブなものになる」

　現役時代にバルサでプレーしたデ・ブール監督は、敵将のルイス・エンリケ監督とチームメートでもあった。

「ルイス・エンリケはピッチの中でも外でもすごく良い奴だ。常に全力を尽くしていて、戦士であり勝者だった。トライアスロンもやっていたし、マラソンも2時間あまりで走っていた。信じられないことだよ」

　今回の試合にはまだ出場できないが、アヤックスで短期間指導した経験のあるバルセロナFWルイス・スアレスについては次のように述べた。

「選手としても人間としても素晴らしい。勝利すること、ゴールを決めることを常に望んでいる選手だ。生まれついての勝者だと思う」

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