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9月のJリーグ月間MVP J1はG大阪FW宇佐美、J2は京都FW大黒

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 Jリーグは21日、9月のJリーグ月間MVPを発表した。J1はガンバ大阪のFW宇佐美貴史、J2は京都サンガF.C.のFW大黒将志が選出された。宇佐美は昨季J2の8月度、11・12月度に続く3度目の受賞。大黒は初受賞となった。

 Jリーグ選考委員会は、宇佐美について「9月に開催された全4試合に出場し2得点を挙げ、チームも4戦4勝で月間単独首位となった。今月はゴールだけでなくパスの巧さが光り、アシスト数が1位タイとなる4回をマーク。チームの全10得点中6得点に絡む活躍をみせた。特に第24節のC大阪との大阪ダービーでは、相手チームディフェンダーが宇佐美選手のミドルシュートを警戒するなか、意表をつくキラーパスで阿部選手の先制点をお膳立てした。自身にマークが集まる中でチャンスメークの役割を担い、チームの躍進に大きく貢献している」と、総評した。

 また、大黒については「9月に開催された全5試合に出場し、3位タイとなる4得点をマーク。どのゴールも美しく、月間MVPにふさわしい。第31節の群馬戦では、後方からのパスを走りながらダイレクトボレーでゴールを決め、難易度の高い技で観客を魅了した。特に動き出しからボールを受けてシュートするまでの迷いのなさ、またボールに合わせる技術の巧さが目立つ。現在得点ランキングで1位を独走中。ゲームキャプテン、そして得点源として活躍を見せている」と、選考理由を説明している。

 宇佐美は「チームに貢献しようとする意識の中でチームの結果もここ最近はずっと出ていましたし、その中で自分自身のプレーも認めてもらえたということなので素直に嬉しく思います」と、喜びのコメントを発表。また、大黒は「このような素晴らしい賞を受賞させて頂き、大変うれしく光栄に思います。サポーターをはじめ、チームメイトや監督、スタッフなど、サンガに関わるすべての方々に感謝しています。これからも1点でも多くのゴールを決めて、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」と、コメントしている。

 なお、9月度の月間MVP最終選考には、先月に続いてF東京のFW武藤嘉紀、川崎FのMF中村憲剛、J2は札幌のFW都倉賢が残っていた。

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