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レバンテ対サラゴサの八百長問題、エレーラも関与か

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口座に支払いを受けた9名を捜査中

 2011年に行われたサラゴサレバンテの八百長疑惑について、サラゴサの当時の会長アガピト・イグレシアス氏から口座に支払いを受けた9名が明らかになったようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 2010-11シーズン、サラゴサは降格圏に位置する状況で臨んだリーガエスパニョーラ最終節、アウェーでのレバンテ戦で2-1の勝利を収め残留を達成した。しかし、その一戦で八百長行為を働いた疑いがもたれており、スペイン反汚職・反組織犯罪特別検察局は関係者に調査を行っているところだ。

 この件では、イグレシアス氏がレバンテ戦前に自チームの監督(現日本代表指揮官ハビエル・アギーレ氏)と選手を含めた合計10人の口座に総額85万ユーロを振り込み、その現金を即座に回収していたとされ、同額に35万ユーロを加えた合計120万ユーロをレバンテに支払った可能性があるとされていた。

 検察局は現在、口座に支払のあった疑いがある9名を捜査しているようだ。その9名とはアギーレ氏、GKトニ・ドブラス(ヘルシンキ)、DFレオナルド・ポンツィオ(リーベルプレート)、DFカルロス・ディオゴ(サラゴサ)、DFパウロ・ダ・シウバ(トルカ)、MFガビ(アトレティコ・マドリー)、MFアンデル・エレーラ(マンチェスター・ユナイテッド)、MFホルヘ・ロペス(カディス)、FWブラウリオ・ノブレガ(レクレアティボ)だと伝えられている。

 アギーレ氏をはじめエレーラ、ドブラス、ポンツィオ、ダ・シウバらは国外に居住権を置いているため、スペインの検察局は裁判の判決が下り必要と判断した場合、各国の裁判所が召喚を義務付けられるように委任状を送ることも検討している。

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