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[CL]ドルトムントが4発快勝で3連勝、香川も2戦連続アシスト

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[10.22 欧州CLグループリーグ第3節 ガラタサライ0-4ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は22日、各地でグループリーグ第3節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でガラタサライ(トルコ)と対戦し、4-0で快勝した。3試合連続の完封勝利で開幕3連勝を飾り、D組首位をキープ。トップ下で先発した香川もCLでは2試合連続となるアシストを記録した。

 ブンデスリーガで3連敗中のドルトムントはFWピエール・エメリク・オーバメヤンを1トップで先発起用。すると、この采配がズバリ当たった。前半6分、MFヘンリク・ムヒタリアンのスルーパスからMFマルコ・ロイスが左サイドのスペースに飛び出し、ダイレクトでゴール前に折り返す。これにオーバメヤンが右足で合わせ、鮮やかな速攻で先制点を奪った。

 前半18分にもDFウカシュ・ピシュチェクがムヒタリアンとのワンツーで右サイドを突破。深い位置からのクロスにファーサイドのオーバメヤンが右足で合わせ、2-0とリードを広げる。同31分、ムヒタリアンの折り返しに合わせたオーバメヤンの右足ボレーは右ポストを直撃した。

 2点を追うホームのガラタサライも反撃に出るが、ドルトムントを攻めあぐね、なかなか決定機をつくれない。ドルトムントは前半41分、中央の香川から横パスを受けたロイスがPA手前右45度から右足を一閃。豪快なミドルシュートを叩き込み、前半だけで3-0と大量リードを奪った。

 後半10分にMFスベン・ベンダーが腕を痛めて負傷交代するアクシデントに見舞われたドルトムント。それでも後半も主導権を握り、後半21分にはムヒタリアンのパスを受けた香川が鋭い切り返しから左足ミドルを狙ったが、シュートはゴール右へ。同25分、ゴール正面からのロイスの直接FKもクロスバーの上を越えた。

 香川は後半35分過ぎ、左太腿裏をつったか、自らプレーをやめてタッチラインの外に出た。治療を受けていたが、そのまま後半37分にFWアドリアン・ラモスと交代。ドルトムントは直後の38分にMFイルカイ・ギュンドアンのスルーパスに反応したラモスが右足でゴールに流し込み、投入直後に試合を決定づける4点目を奪った。

 試合は4-0のままタイムアップ。ブンデスリーガでは開幕から2勝1分5敗の14位と不振にあえぐドルトムントだが、CLでは無傷の3連勝でD組首位を守り、グループリーグ突破に大きく前進した。


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