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クロップ:「香川は我々のサッカーを知っている」

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チームの頑張りに満足するドルトムント指揮官

 ドルトムントは22日、チャンピオンズリーグ・グループD第3節でガラタサライと対戦し、アウェーで4ー0と快勝した。ユルゲン・クロップ監督は勝利の鍵を「みんなが高い集中力で守備をしたこと」とし、ディフェンス面でも貢献したMF香川真司らの働きをたたえた。

 ブンデスリーガで不振が続くドルトムント。クロップ監督は、先発メンバー選びの意図について、ドイツ『ZDF』でこのように説明した。

「今日は何度か一緒にやってきたメンバーを起用したかった。もちろん、シンジはまだ全員とプレーしていないかもしれないが、彼は我々の目指すサッカーを知っている。ケヴィン(・グロスクロイツ)を休ませるため、パパ(ソクラティス・パパスタソプロス)は後方の左でプレーさせた」

 パフォーマンスには大満足のようだ。

「今日は、我々が望んでいたとおりのプレーができた。相手にボールを持たせて、素早く攻撃のスイッチを入れることだ。もちろん、早い時間でゴールを奪えたのは都合が良かった」

「ガラタサライの中盤がダイヤモンドを使っているのは知っていた。これはそれほど守備的な形ではない。FWの2人はそれほどスペースをつぶしにこないし、(トップ下のヴェスレイ・)スナイデルも守備で競ってくることはあまりない。そうすると、相手は中央に寄ってしまう」

「ただ、今日の一番の勝因はみんなが高い集中力を持って守備をしたことだね。シンジはものすごく多くの守備面での走りをしている。マルコ(・ロイス)やミッキー(ヘンリク・ムヒタリャン)もそうだ。疲れ切っているのは確かだが、今日はそれが不可欠だった。勝ち点を持ち帰るだけでなく、自信をつけたからね」

 自信をつけたドルトムントは、25日のブンデスリーガでハノーファーと対戦する。


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