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[CL]ドルトDFスボティッチ「前線の選手に持ち味を発揮してほしい」

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[10.22 欧州CLグループリーグ第3節 ガラタサライ0-4ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は22日、各地でグループリーグ第3節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でガラタサライ(トルコ)と対戦し、4-0で快勝した。3試合連続の完封勝利で開幕3連勝を飾り、D組首位をキープしている。

 試合後、『UEFA』によると、ドルトムントのDFネベン・スボティッチは「『簡単だった』と聞くのは今日で2回目だ。だけどまったく簡単な試合じゃなかった。特に前半の0-0の時はとてもタフだったよ」と振り返った。

「最初の15分から20分、ガラタサライはとても強く入ってきていたし、攻撃的なプレッシャーをかけていていた。これは彼らにとってのホームゲームで、どうしても勝ちたかったんだろう。だけど前半に3点を決めて、その後は試合を支配することができた」
 
 謙虚に話したスボティッチだが、「後半は試合の決定権を僕らが握ることができた。そこにいくまでは間違いなく大変だったけど、ある時点からはあまり怖さを感じなくなった」と明かすと、「おそらく彼らはこれ以上失点をしないように安全にプレイしようとしたのだろうね。それで簡単な試合に見えたんだ。しかしそこにいくまでは本当に大変な仕事だった」と冷静に語った。

 今季のドルトムントは、欧州CLで3連勝するなど好調を維持しているものの、ブンデスリーガでは、2勝1分5敗で14位に沈んでいる。なかでも失点の多さが目立ち、直近5試合では9失点している状況だ。それでも、この日の試合は、ガラタサライの攻撃陣を抑え込み、完封勝利を果たした。

 スボティッチは「僕らは毎年守備をきちんとしようとしている。これが僕らのやり方だし、実際そのようなゲームプランだった。というのも、攻撃面では誰もチームが何をするべきなのかわからない選手はいないからね。みんなそれぞれ自分のやり方をもっている。大事なのはチームとして守備をすることで、僕らは実際にそれをやったんだ」とこの日の戦いを評価。

「今は次の試合に集中する必要があるし、今回のように守備をしつづけていきたい。そして前線の選手たちに、すぐにパスを送って、持ち味を発揮してもらいたい」と勝利にも気を緩めることなく、香川や、この日ゴールを決めたMFマルコ・ロイスら攻撃陣への思いを淡々と語った。


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