[10.22 欧州CLグループリーグ第3節 アンデルレヒト1-2アーセナル]

　アーセナルは22日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節でアンデルレヒト(ベルギー)と対戦し、2-1で勝利した。試合後、アーセン・ベンゲル監督が決勝点を挙げたFWルーカス・ポドルスキを称賛した。『uefa.com』がベンゲル監督のコメントを掲載している。

　後半26分に先制点を許したアーセナルは、試合の主導権を握りながらも同点ゴールを挙げられないでいた。すると、ベンゲル監督は同39分にMFジャック・ウィルシャーに代えて、ポドルスキを投入。さらに攻勢を強めると迎えた同44分にDFキーラン・ギブスが同点ゴールを挙げる。さらに後半アディショナルタイム1分には、ポドルスキが監督の起用に応えて決勝ゴールを挙げ、2-1で逆転勝利をおさめた。

　試合後、会見に臨んだベンゲル監督は、「ポドルスキが常にゴールを狙える選手だということは皆が知っている。彼は重要な存在であり、それを今日も見せてくれた。ポドルスキはドイツ代表で115試合に出場しているが、それも偶然ではない」と、ポドルスキを称賛した。

　アーセナルはこの勝利で欧州CL2連勝を飾った。「最終的には選手の質と経験の差が勝負を分けた。アンデルレヒトの今日のプレーから考えれば、今回勝ち点3を取ることができたのは少し予想外だった」と、試合を振り返るベンゲル監督。「次はアンデルレヒトをホームで迎えるが、彼らのことは今回で多く学ばせてもらった。もし、次も彼らを倒すことができたら、決勝トーナメントにかなり近づくことになるだろう」と、気持ちを切り替えた。

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