[10.22 欧州CLグループリーグ第3節 リバプール0-3R・マドリー]

　レアル・マドリーは22日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節リバプールと対戦し、敵地で3-0で勝利した。4度目の対戦でリバプールから初勝利をおさめ、3連勝でB組の首位を快走するレアルは、25日に行われるバルセロナとのクラシコへ向けて弾みをつけた。

　レアルは前半22分にFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制。同30分には、波状攻撃からMFトニ・クロースの左クロスをFWカリム・ベンゼマがヘディングで合わせて、リードを広げる。さらに同41分にもCKの流れからベンゼマがこの日2点目を挙げて、前半だけで3点を奪取。後半も主導権を握り続けると、C・ロナウドらを交代させる余裕も見せ、3-0で快勝した。

『uefa.com』によると、キャプテンマークを巻いたGKイケル・カシージャスは試合後のインタビューに応じ、「(リバプールの本拠地)アンフィールドのような伝統のあるスタジアムで勝利をおさめることは、どんな選手にとっても嬉しいものだ。チーム全体のプレーが最高だったし、結果も本当に素晴らしい。何もかもが自分たちの思う通りに運んだね」と、リバプール戦初勝利を喜んだ。

　ただ、勝利の余韻に浸っている時間はない。レアルは中2日で勝ち点3差で首位を走るバルセロナとの対戦を控えている。「3戦3勝という結果は僕らの自信になる。これでしばらくはチャンピオンズリーグのことを忘れてもいいはずだし、25日の首位バルセロナとの大一番に集中できる。勝って差を縮めたいし、首位の座を奪い返したい」と、クラシコへ気持ちを切り替えた。

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