beacon

[スポ東]平石3試合連続ゴール! 4連勝で3位浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[10.15 第88回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第16節 東洋大2-1神大]

台風の影響で順延となっていた今節。相手に主導権を取られる苦しい展開の中、20分に平石がPKを冷静に決め前半を折り返す。しかし、後半立ち上がりに一瞬の隙を突かれ同点を許してしまう。それでも、80分に再び平石が仙頭からのクロスに合わせ勝ち越しに成功し2対1で勝利。順位も3位に上げ、いよいよ昇格圏内が見えてきた。

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(4年=成立学園高)
▽DF
石坂元気(3年=広島ユース)
瀧澤修平(3年=東洋大牛久高)
郡司昌弥(3年=柏U-18)
筑井駿(4年=前橋育英高)
▽MF
徳市寛人(2年=東福岡高)
22分→小山北斗(3年=帝京高)
小島正之介(3年=常総アイデンティU-18)
90+2分→小山大貴(3年=大宮ユース)
斉藤昂太(4年=八千代高)
仙頭啓矢(2年=京都橘高)
▽FW
遊馬将也(3年=武南高)
88分→川森有真(4年=広島ユース)
平石直人(4年=帝京高)

冷たい雨が降りしきる中行われた試合は両者なかなか決定機が作れず、こう着した展開となった。それでも20分、左サイドの仙頭からのクロスに反応した平石がトラップしたところを倒され、PKを得る。これを平石がGKの逆を突き右隅に決め先制し、少ないチャンスをものにした。しかし22分、アクシデントが訪れる。徳市がけがにより負傷交代し、小山北が投入される。小山北は急きょ出場となったが、中盤の底で相手のパスコースを消し、相手の反撃の芽を摘み取る。結局、前半は相手に決定機を許さずリードして前半を終えた。

 しかし、後半は神大の反撃を受けてしまう。48分、石坂と郡司昌の間にできたスペースに相手がフリーで抜け出し、そのままGKと1対1に持ち込まれ同点ゴールを決められてしまう。その後も、両サイドから神大の攻撃が続くが、郡司昌を中心とするDF陣が必死にシュートコースを防ぎ、ゴールを許さない。両者決め手を欠く中、80分、遂に試合が動く。中央の斉藤からのパスを受けた仙頭が低い弾道のクロスを上げる。これをまたもファーサイドの平石が押し込み、待望の勝ち越しゴールが生まれた。その後は川森、小山大を投入しゲームを優位に進め試合終了。2対1で昇格に向けて大事な一戦を白星で飾り、順位も3位となった。

 試合終了後、選手たちから口々に出た「この勝利は大きい」という言葉がこの試合の重要さを物語っている。悪天候の下、同点にされても攻守のバランスを崩さず、少ないチャンスを決め、巧みな試合運びを見せつけた。次節は中2日で産能大の対戦となる。混戦模様が続く中、昇格への本当の戦いはこれからだ。

[写真]2得点の平石は獅子奮迅の大活躍

(文 スポーツ東洋 国府翔也)
(写真 横井喬)


PR: スポーツ東洋HP(http://supoto.blog41.fc2.com/)ではサッカー部のみならず、多くの部会の最新情報が満載です。是非一度アクセスしてみてください。

TOP