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ファン・ハールとの師弟対決へモウリーニョ「彼は重要な存在」

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、師弟対決となる26日のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けてコメントしている。クラブの公式サイトが伝えた。

 ボビー・ロブソン監督の下でスポルティング・リスボン、ポルト、バルセロナで通訳を務めたモウリーニョ監督はロブソン氏が97年にバルセロナの監督を退任したあともクラブに残り、00年までの3シーズン、ルイス・ファン・ハール監督の下でアシスタントコーチを務めた。

 その後、世界を代表する名将へと上り詰める偉大なキャリアの礎を築いたのが、ロブソン政権での通訳時代、そしてファン・ハール政権でのコーチ時代だった。

「試合前や試合後は、彼はフットボール界における私の大事な友人の一人だ。私は彼と会うときは常にうれしいよ」。ファン・ハール監督についてそう語るモウリーニョ監督は、ロブソン氏とファン・ハール監督が自分にとって特別な存在であることを認める。

「私は彼についての自分の感情を隠していない。彼は重要な存在だった。彼は私が高いレベルで働き続けるための良い機会を与えてくれた。若いコーチとしてバルセロナのようなクラブで4年連続で働くことは、とても重要なことだった。そのうち1年はミスター・ロブソンと一緒で、3年はルイス(ファン・ハール)と一緒だった」

 しかし、試合となれば、対戦相手の監督がだれであるかは関係ない。「日曜に私がルイスと対戦するわけではない。チェルシーがマンチェスター・ユナイテッドと対戦するんだ。試合中は、私には周囲を見渡し、だれが相手の監督か確認する時間はない。彼にもそういう時間はない」と強調した。

 第8節終了時点で7勝1分の無敗で首位を独走するチェルシー。6位ユナイテッドには勝ち点10差を付けている。アウェーゲームということを考えれば、引き分けでも上々の結果だが、「我々は勝つために臨む。もし今の段階でだれかが1ポイントを与えてくれるとしても、それを受け入れることはない。私は3ポイントのために戦いたい」と語った。


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