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モンテッラ:「今の本田はポジションが適切」

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インザーギの起用法を称賛

 フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督は、26日に行われるセリエA第8節ミラン戦に向けて敵将フィリッポ・インザーギ監督を称賛するとともに、今季すでに6ゴールと好調な本田圭佑への警戒心も口にしている。

 現役時代はともにセンターフォワードとして活躍した両監督。モンテッラ監督はインザーギ監督との初対戦を前に、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に次のように語った。

「インザーギというCFを分解してみても、興味深いものは何も見つからない。ドリブルもないしミドルシュートもない。彼の半分ほどの成功しか収めていない多くの点取り屋たちと比べても、何も持っていないように見えた」

「だが、彼は激しさや自信や熱意を持って自分の仕事に取り組んでいた。才能以上に闘争心が物を言ったということだ。その同じ武器を用いて、彼は素晴らしい監督にもなるだろう」

 得点ランク首位タイに立つ活躍を見せている本田の起用法に関してもインザーギ監督をたたえた。

「(クラレンス・セードルフ前監督より成功できているのは)ピッポは正しい時期にやって来たからだ。いずれにしても、天才的なアイデアはもともと持っていた。たとえば本田の適切なポジションもそうだ。今の本田は(相手にとって)ちょっとした問題になっている」

 以前にミランの新監督候補に挙げられたことに関しては、「連絡を取ったことはなかった」と具体的な動きを否定。一方で今季終了後にフィオレンティーナを離れるのではないかとの見方も否定し、「まだサイクルの終わりには来ていない」と留任の意志をのぞかせている。


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