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[選手権予選]6発快勝の盛岡商と小笠原V弾の遠野が決勝進出!:岩手

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 第93回全国高校サッカー選手権岩手県予選は25日、準決勝を行い、盛岡商高遠野高が決勝へ進出した。

 夏の全国高校総体に出場した盛岡商は専大北上高に6-0で快勝した。前半3分にMF吉田廉の右クロスをCB小澤勇太朗が頭で押し込むと、28分にも小澤が右足ミドルを右隅に決めて2-0。盛岡商は37分にもFW根子裕将の右クロスからFW大澤玲央が豪快な左足シュートを叩き込む。前半アディショナルタイムにも右SB三上貴久の右クロスを根子が頭で合わせて加点した盛岡商は、後半にもMF千葉秀平が2点を加えて3年ぶりの全国大会出場へ王手をかけた。

 一方、連覇を狙う遠野は花巻東高に3-2で競り勝った。前半6分にMF中野寛也の豪快な左足シュートで先制した遠野に対し、花巻東は12分、注目の2年生MF谷村海那の右クロスをMF戸来雅也が頭で合わせて同点に追いつく。遠野は26分にも左クロスをファーサイドのMF小笠原光研が頭で折り返し、MF岩渕弘人が左足でゴールへ叩き込む。花巻東は後半17分にFW鈴木翼のゴールで追いついたものの、遠野は24分にFW須藤和輝のラストパスで抜け出した小笠原がGKとの1対1から決勝点を挙げた。

 決勝は11月2日、盛岡南公園球技場で開催される。

【岩手】
[準決勝]
盛岡商高 6-0 専大北上高
花巻東高 2-3 遠野高

[写真]盛岡商vs専大北上。後半アディショナルタイム、盛岡商MF千葉がスライディングシュートで6点目を決める
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