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ワンチャンス生かしたFK弾、清武「下がる気はなかった」

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[10.25 ブンデスリーガ第9節 ドルトムント0-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは25日、第9節を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でドルトムントと対戦し、1-0で競り勝った。清武は後半16分に直接FKを決め、チームを4試合ぶりの勝利に導いた。

「ケガ人が多い中で勝てたのはすごくよかった」。連敗を3で止め、4試合ぶりの白星。チームとしてゴールを奪ったのも4試合ぶりだった。その貴重な1点を鮮やかな直接FKでマーク。移籍後初ゴールが決勝点となった。

 トップ下で先発した前半はなかなかボールが入らず、我慢の時間が続いた。「常に(相手の)ボランチの後ろでボールを触ろうと思っていた。ただ、うちのサイドバックが受ける位置が低くて、ボランチとの距離が長かったので、なかなかボールがもらえなかったのかなと思う」。それでも「僕は下がる気はなかった。前半はああいう風に我慢してという感じだった」と、辛抱強くチャンスを待っていた。

 試合全体を通してドルトムントに押し込まれ、何度となくピンチを招いた。しかし、守備陣の粘りとGKの好セーブもあり、無失点で耐える。そして、セットプレーのワンチャンスを生かした。「今日は綿密にというか、前の3人が呼ばれてミーティングをしっかりしていたので、前半も後半もそのとおりの戦い方ができた。でも強かったですね、ドルトムントは」。勝利に安堵しながらも、まだまだ試合内容には改善の余地があると考えているようだった。


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